ハザードマップを活用しよう!

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2021年03月05日

ハザードマップを活用しよう!

台風19号の被害

2019年に発生した台風19号。
 まだ、記憶に新しい人もいるのではないでしょうか。

館林市のすぐ隣の栃木県佐野市や足利市、鹿沼市などで浸水被害が発生し、4人が犠牲になってしまいました。

佐野市では2000世帯以上が浸水しましたが、その半数以上が避難していなかったそうです。  

避難をしなかった理由としては「2階に避難ができるから」「避難するほうが危険だと思ったから」「過去に浸水や土砂が流れ込む被害はなかったから」などがあるそうです。  

ハザードマップ見ていますか?

地震や洪水、土砂崩れなど、災害はいつ起きても不思議ではありません。

自分が住んでいる場所・これから住む場所にはどのような危険があるのだろうか?

それを知ることはとても大切なことです。

もし、自分の住んでいる場所が土砂災害の危険区域だったら…
実は土地が低くて水没してしまう地域だったら…

自分が住んでいる場所のリスクを知っていれば、それに備えることができます。
そんな大事な情報が載っているのがハザードマップです。  

ハザードマップには何が書かれている?

ハザードマップには主に次の3種類のリスクが記載されています。
(地域によって異なります)

〇洪水:洪水が起きたとき、どの程度の浸水があるか色分けされています。

〇土砂災害:土石流や地滑り、急傾斜地などどのような土砂災害が起こる可能性があるか色分けされています。

〇津波:津波が起きたとき、津波は到達するのか、到達するとしたらどの程度浸水するのか色分けされています。

  

ハザードマップはどこで確認できるの?

基本的にハザードマップは各市町村のホームページで確認することができます。
ただ、各市町村のホームページのどこにハザードマップがあるかはみんな違っていて、なかなか見つからない場合もあります。

自分の住んでいる街、職場のある街や通勤で通る街、旅行で向かう街などを調べていくには、いちいち各市町村のホームページを開いてハザードマップを探し、ダウンロードして見るという少々面倒な作業になってしまいます。 

全国のハザードマップが見れるサイトがある!

全国のハザードマップを地形図上に表示してくれる便利なサイトがあります。

作っているのは「国土交通省」で「ハザードマップポータルサイト」といいます。
https://disaportal.gsi.go.jp/ 
国が作っているサイトなら安心して見れます。
トップページを見ると大きく分けて2つのマップがあります。

・わがまちハザードマップ
 こちらは各市町村の防災関連ページへのリンク集となっています。
自分の調べたい市町村名を検索すれば、その市町村のホームページへと飛べるリンクが見つかります。

・重ねるハザードマップ
ページを開くと地図が表示され、自分の見たい情報を選択すると、地図に色がついた状態になります。
1つの情報だけでなく、「洪水と土砂災害」など複数の情報を、文字通り「重ねて」表示することができます。


いろいろな地域を一気に調べることができるので、調べたい場所が多い方には特におすすめしたいサイトです。 
 

リンク集

ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
https://disaportal.gsi.go.jp/

 館林市ハザードマップ
https://www.city.tatebayashi.gunma.jp/docs/2019042600022/

佐野市ハザードマップ
https://www.city.sano.lg.jp/kurashi_gyosei/kurashi_tetsuzuki/bosai_bohan_anzen/4/6973.html 

まとめ

ハザードマップを見れば、自分がいる場所にどのようなリスクがあるのか確認することができます。
これから住む場所を探す場合は、なるべくリスクが低い場所を選ぶことで安心して暮らせますし、今住んでいる場所のリスクをしっかりと把握して備えておくことで、万が一のときにすぐに対処して大切なものを守ることができます。

ハザードマップを見ることはお金がかかることでもないので、「自分は大丈夫だろう」というのはやめて、ちゃんと確認しておきましょう!! 
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