館林でもペットOKの物件より、禁止の物件の方が多いと思います。
しかし、ペット禁止の物件でも「ハムスターのような小動物なら迷惑かけないし飼えるのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか?
ペット不可の物件がある理由
◇物件価値の下落防止ペットを飼うと部屋に傷やにおいがつき、物件の価値を下げてしまう可能性があります。
大家さんは、資産価値が下がらないよう、キレイな状態をできるだけ長く保ちたいと考えています。
また、入居者を募集するにあたっても、キレイな部屋かどうかは重要なポイントです。
物件をペット可にしてしまうと、退去時に通常よりも修繕費がかかるうえ、修繕しきれない傷が残ってしまうこともあります。
また、動物アレルギーの人が新たに入居できなくなるなど、入居者を狭めてしまう恐れがあります。
*水槽ならOK?
それならば、傷や臭いの心配がない熱帯魚なら飼ってもいいのでは?と思う方もいるでしょう。
確かに、魚は鳴かないし、部屋を傷つけることもありません。
しかし、水槽の場合、懸念事項として水漏れが挙げられます。
すぐに対処できれば被害は少ないですが、水漏れに気づかず放置してしまった場合、床が腐ったり下の部屋まで被害が及んでしまうことが考えられます。
また、水槽を設置するにあたっては、重量についても考慮しなければなりません。
初心者向けと言われる60センチの規格水槽だと、水を入れた状態で64キロ程の重さになります。
移動する際にフローリングに傷がついてしまうケースなどがあります。
自分だけで判断せず、必ず管理会社や大家さんに確認を取りましょう。
◇近隣住民とのトラブル防止
ペットの飼育によって起こる近隣住民とのトラブルも、ペット不可の物件が多い理由のひとつです。
ペット可にするためには、近隣に迷惑がかからないように飼える動物の種類や数を制限し、ゴミの処理などのルールを徹底する必要があります。
みんながルールをしっかり守ってペットを飼っていればいいのですが、中にはルールを守らない人がいるかもしれません。
この場合、同じアパートに住む住民だけでなく、近隣の住宅からもクレームがくる可能性もあります。
大家さんとしては、そういった近隣住民とのトラブルはできるだけ避けたいものです。
ペットを禁止にしておけば、飼育に関するルールを細かく設定する必要も、ルールが遵守されているか心配する必要もありません。
ペット不可の物件でハムスターは飼えるのか?
ハムスターなど小動物であれば、鳴き声や足音などの心配はないかもしれません。しかし、回し車の音などは響きやすいため、ご近所トラブルにつながる可能性があります。
また、ゲージから出したときに柱を噛んだりするリスクもあります。
動物アレルギーやにおいが発生する心配もあることから、飼うのであれば、やはり事前に許可をとる必要があるでしょう。
大家さんによっては、ゲージから出さないことを条件に許可を出してくれる可能性もあります。
トラブルを防ぐために、必ず飼う前に管理会社や大家さんに確認することが大切です。
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